参院選福島選挙区は自民現職が当選
福島第一原発参議院議員選挙の福島選挙区は、
自民現職の森雅子氏が当選しましたね。
自民党福島県連は、県内の原発10基の廃炉を独自に公約しています。
党本部とは「ねじれ」が生じているわけです。
森氏は、原発規制委員会の基準には、
「地元の理解を得る」とされており、
政府の方針と矛盾はしない、とコメントしています。
ただ、選挙期間中には、
廃炉への姿勢を封印しており、
その点、有権者の意識には複雑な気持ちがあったことでしょう。
ただ、原発の恐ろしさを知ってしまった県民の気持ちと、
今後少なからず経済的な影響を孕む廃炉への疑問視の声が
これからも錯綜していくことは間違いありません。
日本のエネルギー供給をどうするのか。
構造的な課題として、
だれもが真摯に考えなければならないことです。
どっちがどう、とか、
企業の体質がどうとか、
人ごとにせず、感情的にならず、
国民が冷静に考えていくことが一番重要です。
今回の参院選で、
一番おおきな被害を受けた福島の方々が、
選択にも苦慮しなければならなかった。
そのことこそが、もっともよくないことだと思いました。
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