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どうする原発、どうなる福島

東日本大震災以来、さまざまな問題をかかえる原子力発電所。日本の経済成長の影に隠されて表に出にくかった原子力発電の諸問題も、いま徐々に明らかになってきています。

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大飯原発の断層では活断層ではない 関電が調査結果公表

関西電力が、大飯原発の下の断層は、
活断層ではないとする調査結果を出しました。

これは、原子力規制委員会より指示されていた、
追加調査の結果を公表したものです。

地層を調べた結果、23万年の火山灰の層が
ずれていないことで、
12~13万年前から、
断層の活動はないと結論づけたものです。

その他は、基準にほぼ適合しているということで、
活断層に関する追加調査の結果次第、
という段階ですが、
この活断層については、
専門家の中でも意見が分かれるところだそうです。

ということは、
調査の妥当性からの評価になりそうですね。

ただ、活断層かどうか、また、
大飯原発に限らず、
絶対の安心はありえないわけです。
でも、それを言えば、
ほかに危険なものはたくさんあります。
わかりやすい例では交通事故です。
でもだれも車をなくそうなどとは言いません。

ここを掘り下げると収集がつかなくなります。

幼稚な屁理屈に見えるかもしれませんが、
このへんの心理による自己懐疑こそ、
解決を遅らせている最大の要因だと感じています。
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大飯原子力発電所3、4号機 新基準に適合

6月19日、原子力規制委員会は、
関西電力大飯原子力発電所の3、4号機が、
新基準に適合するという報告書をまとめました。

9月に検査のために停止する予定の大原発3、4号機は、
その後も再稼働が認められる格好になります。

かなりの地震や津波にも耐えられるとの内容になりますが、
破砕帯の認定はまだですね。。。

大飯原発は加圧水型(PWR)。
これは排気(ベント)時に放射性物質を除く
「フィルター付きベント装置」の設置が5年間猶予されています。

一方、東日本に多いのは、沸騰水型(BWR)で、
敦賀原発2号機もこれにあたります。
こちらはその猶予がありません。

この装置の設置には数十億円かかるそうで、
このタイプの違いが、これからの審査の明暗に
大きくかかわるようです。

原発の地元自治体では、
再稼働を求める声が強いところもあるようです。
 
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