どうする原発、どうなる福島

参議院議員選挙の福島選挙区は、
自民現職の森雅子氏が当選しましたね。

自民党福島県連は、県内の原発１０基の廃炉を独自に公約しています。
党本部とは「ねじれ」が生じているわけです。

森氏は、原発規制委員会の基準には、
「地元の理解を得る」とされており、
政府の方針と矛盾はしない、とコメントしています。

ただ、選挙期間中には、
廃炉への姿勢を封印しており、
その点、有権者の意識には複雑な気持ちがあったことでしょう。

ただ、原発の恐ろしさを知ってしまった県民の気持ちと、
今後少なからず経済的な影響を孕む廃炉への疑問視の声が
これからも錯綜していくことは間違いありません。

日本のエネルギー供給をどうするのか。

構造的な課題として、
だれもが真摯に考えなければならないことです。

どっちがどう、とか、
企業の体質がどうとか、
人ごとにせず、感情的にならず、
国民が冷静に考えていくことが一番重要です。

今回の参院選で、
一番おおきな被害を受けた福島の方々が、
選択にも苦慮しなければならなかった。
そのことこそが、もっともよくないことだと思いました。

菅元首相が、安倍晋三首相を提訴しました。

問題の経緯は、もうニュースで出回ってますので割愛しますが、
提訴の主旨は名誉毀損。。。

３．１１当時の首相が、
自身の名誉を云々しているとは。

対応のまずさを散々露呈して、
マスコミにもたたかれ、
いまごろ何を言っているのか？

まだまだどれだけの人たちが
苦しんでいることか。

首相を辞したあと、政治家として、
何をしてきたら、そんなことができるのか。

恥知らず、という言葉を、
誰か教えてあげてください。

選挙のネガティブキャンペーンのつもりかな？

私は逆効果だと思いますよ。
民主党のみなさん、いかがでしょうか？